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みんなの疑問

依存症になりかかっているかどうか、チェックすることはできる?

みんなの声

できると思う 85% 
どちらとも言えない 8% 
できないと思う 7% 

専門家からの回答

アルコール依存症は、飲酒に対するコントロールを失う病気です。けれど周囲に飲み仲間が多いと自分の飲み方が問題だという感覚を持ちにくいし、そうでなくても問題が徐々に進行していくため、気づかないうちに「依存症への一線」を超えてしまう場合が多いのです。そこで、WHOによる診断基準をもとに、振り返ってみましょう。次のような兆候はありませんか?

●飲酒への強い欲求。たとえば、決まった時間になると毎日のように飲みに行きたくなる。家にいつも酒を用意しないと落ち着かない。酒がなくなると夜中でも買いに出かける……など。この状態がさらに進むと、飲むのが待ちきれずに駅のホームで一杯となったり、やがては隠れ酒が始まったりする。

●いつ、どれだけ飲むかの制御がきかない。たとえば、今日はやめておこうと思っても飲んでしまう。少しだけのはずが、多量に飲んだり酔いつぶれるまで飲んでしまう。一軒だけと思ったのにハシゴ酒になってしまう……など。

●身体からアルコールが抜けると「離脱症状」(アルコール依存症になるのはなぜ?を参照)が出る。こうした症状は、飲酒するとおさまるのが特徴。

●「耐性」(アルコール依存症になるのはなぜ?を参照)が形成される。つまり、同じ量では酔えなくなり、だんだんと量が増えていく。

●飲酒以外の楽しみや興味を無視するようになり、飲酒にかける時間が増える。たとえば、家族との時間が減って「仕事と酒だけ」になったり、かつては趣味に使っていた休日も二日酔いで寝ているだけになる……など。

●有害な結果が起きているのに、依然として飲み続ける。たとえば、肝臓病などアルコール関連の病気、家庭内のトラブル、仕事や学業などの成績低下、飲酒運転、経済的な問題などが起きても、酒をやめられない。

以上の6項目のうち、3項目がともに過去一年間のある時期にあった場合、依存症と診断されます。なお依存症かどうかを自己チェックするスクリーニングテストもあるので、気になる人は一度チェックを。

まとめ:ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)
http://www.ask.or.jp/

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