家庭への影響
~家庭崩壊を招くばかりでなく子供の発達にも悪影響が~

アルコール依存症は、患者さん本人の健康や生活ばかりでなく、家庭にも悪影響を及ぼします。代表的な例は、家庭内のドメスティック・バイオレンス(家庭内暴力【DV】)ですが、それらに直面した子供の精神にも多大な影響を及ぼすといわれています。

さらに、飲酒による家庭内の言い争い、経済的困窮、仕事上のトラブル、異性問題などは離婚の原因になりやすく、アルコール依存症は家庭崩壊につながる恐れがあります。


配偶者への暴力が多くなるDV問題

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アルコール依存症の患者さんが起こす家庭問題として、DV問題が挙げられます。例えば、飲酒で問題を起こす夫に酒を飲ませまいとする妻に対し、夫が暴力をふるって支配しようとすることが多いといわれています。また、酔うと暴力的になる酒乱型の人も、配偶者に暴力をふるうことになります。

さらに、刑事事件になるほどの激しいDVの場合には、暴力をふるった人の約7割は酒を飲んでいたというデータもあります。このように、激しいDVと飲酒の間には深い関係があることが見て取れます。

地域社会への影響