アルコール依存症の診断
アルコール依存症の診断には、専門医による診察が必要です。WHO(世界保健機関)では、次のような診断基準を定めています。
過去1年間に次の6項目中、3項目以上に当てはまる場合に、アルコール依存症と診断されます。
- お酒を飲めない状況でも強い飲酒欲求を感じたことがある。
- 自分の意思に反して、お酒を飲み始め、予定より長い時間飲み続けたことがある。あるいは予定よりたくさん飲んでしまったことがある。
- お酒の飲む量を減らしたり、やめたりするとき、手が震える、汗をかく、眠れない、不安になるなどの症状がでたことがある。
- 飲酒を続けることで、お酒に強くなった、あるいは、高揚感を得るのに必要なお酒の量が増えた。
- 飲酒のために仕事、付き合い、趣味、スポーツなどの大切なことをあきらめたり、大幅に減らしたりした。
- お酒の飲みすぎによる身体や心の病気がありながら、また、それがお酒の飲みすぎのせいだと知りながら、それでもお酒を飲み続けた。
自身でアルコール依存のチェックを行いたい方は下記リンクをご利用ください。
「アルコール依存症 チェックシート(AUDIT)」