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みんなの疑問

アルコール依存症の人は好きで飲んでいるので、やめる気などはないと思う?

みんなの声

ないと思う 35% 
どちらとも言えない 28% 
あると思う 37% 

専門家からの回答

アルコール依存症の人は、周囲の心配や警告を意に介さず、体を壊してもやめなかったり、「酒で死ぬなら本望」と言ったりするので、傍から見るとやめる気など何もないように見えます。飲酒に問題があることを認めようとしないので、依存症は「否認の病」とも言われます。

けれども実際は、まったくやめる気がないわけではなく、何か問題が起きるたびに、不安になったり後悔したりしていることが少なくありません。「今日は控えておこう」「明日からやめよう」と思っても、結局飲んでしまうのは、それを上回る病的な飲酒欲求があるからです。

そのため、依存症の治療を勧めるときは、本人が「このままではまずい」と思っているようなタイミングを逃さないようにし、「できればやめたい」「やめられるものならやめたい」という気持ちを引き出すことが大切です。責めると逆効果になります。

「自分が働いた金で、好きな酒を飲んでなにが悪い」などとうそぶいたりしますが、それは病気が言わせている言葉で、本心ではありません。専門医療機関は、本人の受診前の家族の相談を受けつけています。家族教室を実施しているところもあります。どうぞ行ってみてください。

まとめ:ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)
http://www.ask.or.jp/