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アルコール依存症って、そもそも病気なの?

みんなの声

病気である 85% 
どちらとも言えない 8% 
病気ではない 7% 

専門家からの回答

アルコール依存症は、飲酒によって引き起こされる精神疾患の一つです。WHOによる「ICD10」(国際疾病分類)では、「精神作用物質使用による精神及び行動の障害」の中の「アルコール使用による精神及び行動の障害」に分類されており、日本では「アルコール依存症」という診断名がついています。れっきとした病気なのです。

精神作用物質とは、摂取すると酩酊などの快反応が得られるために連用、乱用されやすく、ついには依存状態を呈する薬物のこと。「ICD10」には、アルコールを筆頭に、アヘン、大麻、鎮静薬、催眠薬、コカイン、カフェインを含むその他の精神刺激薬、幻覚薬、タバコ、揮発性溶剤が並んでいます。アルコールは依存性の薬物の仲間だということです。

アルコール依存症の主な症状は「飲酒のコントロールができない」「離脱症状がある」「健康問題等の原因が飲酒によるとわかっていながら飲み続ける」など。精神依存と身体依存の両方が引き起こされるため、飲酒への強い渇望が起こり、控えようとしてもできない状態になります。つまり、飲むことが生活の最優先事項になってしまうのです。

アルコール依存症は病気なので、治療をすることができます。心身共にアルコールを欲する状態になっているので、治療初期には再飲酒を繰り返すことも珍しくありませんが、断酒を継続することによって、徐々に生活の安定を取り戻していくことができます。もしアルコール依存症を疑ったら、自分一人で何とかしようとせず、治療機関や自助グループなどに相談してください。

まとめ:ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)
http://www.ask.or.jp/

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