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みんなの疑問

お酒に強い人は、アルコール依存症にならない?

みんなの声

ならない 6% 
どちらとも言えない 23% 
なる 70% 

専門家からの回答

よくある誤解の一つです。実はまったく逆。アルコール依存症になる人の約9割が、飲んでも赤くならないお酒に強い体質です。

そもそも、飲むと真っ赤になる下戸の人は、アルコール依存症に至るほど多くの酒を飲めません。気をつけなければいけないのは、ほんのり赤くなる中間タイプの人。がんばって飲んで、依存症までいく人が1割いるからです。このタイプはがんや肝臓病にもなりやすいので、要注意です。

さて、お酒に強いか弱いは、何で決まるのでしょう?
それは、アルコールが分解される過程で発生する「アセトアルデヒド」を、すばやく分解できるかどうかにかかっています。

アセトアルデヒドは、顔を赤くしたり、吐き気や動悸、頭痛を誘発するだけでなく、強い細胞毒性や発がん性も持っています。これを分解する酵素の中で、一番の働きものが「ALDH2」です。この「ALDH2」の働き具合が人によって異なり、「お酒に強い、弱い」の決め手になるのです。

お酒に強いタイプの人は、アセトアルデヒドの分解が早いので、悪酔いしにくいうえ、酔いの気持ちよさを味わえます。だから、飲みすぎやすい。つまりアルコール依存症は、「お酒に強い体質の人」がなりやすい病気なのです。

まとめ:ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)
http://www.ask.or.jp/