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20代でも依存症になる?

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対象:みんなの声 回答者 323名
回答期間:2015年7月~2015年10月、2019年10月~現在

なると思う 94% 
どちらとも言えない 2% 
ならないと思う 4% 

専門家からの回答

若いときは何かと無茶をしがちですが、大量に飲酒していると、年齢に関係なく依存症になる可能性は十分あります。

若いうちから飲酒量が増えていく背景には、何らかの生きづらさを抱えている場合もあります。アルコールはそれを和らげてくれる気がしますが、社会経験が浅いうちに飲酒でストレスを発散することを覚えてしまうと、シラフで楽しんだり困難に立ち向かったりする機会を失ってしまい、より生きづらさを抱えるという悪循環になります。

そのため若い人の依存症治療には、単なる断酒ではなく、対人関係やコミュニケーションのスキルなども含め、自立へのサポートが必要になる場合が少なくありません。世の中には、お酒を飲むこと以外にも、楽しいことがたくさんあります。健康的なストレス発散法を身につけることは、依存症の予防になるだけでなく、人生を豊かにすることにもつながります。

本回答は依存関連問題の予防を専門とするASK(アルコール薬物問題全国市民協会)にご協力いただき作成したものです。
ASKホームページ:http://www.ask.or.jp/ ※外部サイトへ移動します。